戦慄のサイコホラー映画「SAW(ソウ)」ジグソウ後継者・ジョンが真に求めたものとは?

いままで長いこと、サイコスリラー映画「SAW(ソウ)」について語って参りましたが、そろそろこの辺りで締めくくりたいと思います。

あふろー
やっと終わるのかぁ!

最後は、この映画の主人公、ジグソウことジョンが「何を求めていたのか?」について、じっくり考察していきたいと思います!

また、真の後継者は結局のところ一体だれなのか、そして最後に「SAW(ソウ)」全シリーズに登場する重要なアイテムの小ネタなどもご紹介します!


後継者候補のゲーム

まず、こちらの記事で、ジグソウの後継者候補だった人物についてご紹介しました。

SAW アマンダ

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でも、実際のところ、真の後継者はいったい誰だったのでしょう?

アマンダのゲームは簡単?

SAW アマンダ

まずは、真の後継者について考える前に、こちらの記事で保留にしていた謎、「アマンダだけ他の被験者よりゲームがちょっと甘くないか?」について考えてみたいと思います。

SAW DVD

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アマンダのゲームは、「時間内に亡くなっている方(という設定でしたね…)のお腹の中から、逆トラバサミを外す鍵を発掘する」というものでした。

アマンダが行った「お腹の中から発掘調査」はもちろん、キッツイ所業ですが、その他の被験者の方々(同じ発掘系でいけば自分の目とか)よりも、ずっとマシ。

自分のことを傷つけて生還するルールの被験者が多い中、アマンダはそれがありません。

実は、前回の記事でもご紹介したゼップもそうなんです。

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彼は毒を盛られているというだけで、あとは「他者の命を奪うこと」が主体でした。

後継者候補はルールが甘い?

ゼップはもともと後継者(というか共犯者?)としての理解を深めるため、実際にゲームに参加させられましたが、「アマンダもそうだったのでは…?」と思います。

アマンダは「ソウ3」で亡くなりますが、かなり重要な役割を果たす女性。

ジョンの元妻ジルの薬物中毒者更生クリニックの患者でもあり、ジョンの息子を失うきっかけになった強盗事件をけしかけたのもアマンダでした。

そして何よりも、薬物中毒者を救いたいと願うジルに、「ゲームに勝つことで薬物を断てた」代表がアマンダ。

ジョンはアマンダの全てを知った上で、最初から後継者候補としてゲームに参加させたと思われます。

後継者、もしくは共犯者にしようと思っている人物に関しては、ゲームのルールは緩いのかもしれません。

真の後継者は?

後継者候補として考えられるのは、アマンダ・ホフマン刑事・ゴードン医師、そして「ジグソウ:ソウ・レガシー」で初登場したローガン。

アマンダとホフマン刑事は途中で脱落し、ジグソウの後継者にはなれませんでした。

ゴードン医師かローガンか!?

アマンダやゼップのような緩いルールではなく、ガチでゲームに参加させられたにも関わらず、見事に生還したのが「ソウ1」のゴードン医師。

そして、10年前のゲーム参加途中、ギリギリまで目を覚ますことができず、トラップで死にかけたところをジョンに救われたローガン。

ローガンは、ジョンのレントゲン写真を間違え、脳腫瘍の発覚を遅らせました。

そのためゲームに参加させられましたが、「悪意のないミスで死ぬ必要はない」と命を救われたのです。

私はローガンに一票!

私は、「ジグソウ:ソウ・レガシー」で、完璧なまでにゲームをやり遂げたローガンに一票を投じます!

ローガンのゲームの進め方は、かなり計画的かつ用意周到。これはもうジョンさながら。まさに、「人の心を深く読めばいいのだ。偶然の入る余地など無い」と語ったジョンの言葉をそのまま体現したかのよう。

変わってゴードン医師は、自らゲームを行ったことはなく、医療的な部分でジョンを支えていた存在。最終的に最もジョンに信頼されていたのは事実かもしれませんが、「後継者としての技術を学んでいたのか」という部分に関しては疑問です。

あふろこ
ジョンが亡くなってから10年間、ゴードン医師はジグソウとしてゲームを行っていませんもんね。

ところがローガンは、ジョンからトラップの製作を教えられ、機械工学について充分に学び(逆トラバサミ作るくらいですから…)、ついでに検視官として医療技術まで持ち合わせています。

ジグソウ・ソウ・レガシー ローガン

まさに、ゴードン医師の助けを借りながらゲームをしていたジョンの仕事を、一人で充分にこなせる人物!

また、「後継者になりたい」という意思も、ローガンの方が強そうです。

ローガンとジョンの関係

ゴードン医師は、妻や娘をないがしろにし、患者の命を軽くとらえて仕事をしていた過去の自分を「ジョンによって更生させられた」人物。

ローガンはゲームに参加させられたものの、ジョンに救われます。

その理由は「悪意のないミスで死ぬ必要はないから」ですが、これはもしかしたら、ゲームを見守るジョンが、ローガンが死にかける直前で気が付いたことなのかもしれません。

その証拠に、「ジグソウ:ソウ・レガシー」でジョンはローガンにこう言います。

「怒りや復讐だけでは生きられない。君が教えてくれた」

これは、きっと、レントゲン写真を間違えたローガンへの復讐と怒りの感情のみでゲームに参加させたけれど、そうではないことにジョンが気が付いたということ。

ローガンは「ジョンを更生させた人物」となり得るわけです。

ジョンはローガンから学び、ローガンは戦争の傷をジョンによって癒された、同士のような存在だったのかもしれません。

ジョンとローガンの関係が、アマンダやホフマン刑事、ゴードン医師と大きく違うのはここだと思います。

「我々が死者の声を代弁する」という遺勲(レガシー)をジョンとローガンは共に刻んだのです。

そして何より、「それって正義なの?どうなの?っていう感じの、ブレブレの正義感でゲームして人殺しちゃう」あたり、ジョンの後継者としての血が脈々と受け継がれていると思います…。

あふろー
そこ!?

ジグソウはなぜ後継者を求めたのか?

SAW ジョンクレイマー

それにしても、このジグソウことジョン。後継者欲しすぎですよね。

後継者候補として4人、後継者のテストを受けさせたゼップも含めれば5人。更に「ソウ・ザ・ファイナル」の三角関係ゲームの生存者である男性2人を入れれば7人も。

あふろー
どんだけ後継者欲しかったんだ…。

子孫に対する強い欲求

何度もお話しした通り、ジョンがジグソウとなる大きなきっかけとして「息子を失った」という過去があります。

ジルの回想や、ジルが観ている過去のビデオを見る限り、ジョンは自分の息子を熱望していたことがうかがえます。

「ソウ4」でジルは、「私は成り行きではなく、計画を立てて妊娠した。ジョンが全てを」と語るシーンがあり、ジョンは息子の出産を計画的に、確実に進めていたということも分かります。

それほど熱望していた息子を失い、次に訪れたのは自分の余命宣告。

ジョンは自分の命が果てる前に、どうしても「子孫となるもの=後継者」が欲しかったと考えてもおかしくありません。

そんなジョンの「子孫への強い要求」が、特に顕著に出たと思われるのがアマンダ。

「ソウ3」の回想シーンで、ジョンはアマンダに「君の全てを私に。細胞までもだ」と言います。

SAW ジョン・アマンダ

それに応えるかのように、「ソウ2」のラストでは、アマンダ自身ジョンのことを「求めていた父親」と表現しています。

また、アマンダはこうも語っています。

「癌を克服する方法は?死を克服する方法は?答えは永遠の命。何かを遺すこと。記憶に刻まれることで人は不滅になる」

ジョンは死を前に、「ジグソウとしての仕事と、その仕事を受け継ぐ後継者」を子孫として遺したかったのかもしれません。

ジグソウことジョンは、よくある「何を考えているか分からない、冷酷で恐ろしい完璧な殺人鬼」というよりも、どこか「人間臭い殺人鬼」なのかも?と思ってしまいます。

刑事にボコボコに殴られちゃったり、元妻に未練タラタラだったり、ちょっとカッコ悪い部分もある殺人鬼。

そこがジグソウの面白さでもあり、人を惹きつける部分でもあるのかもしれませんね。

あふろー
充分怖いけどね…。

「SAW(ソウ)」重要アイテム小ネタ集!

8作品の中には何度も、もしくは必ず登場する「重要なアイテム」があります。

そのアイテムの「小ネタ」を知っていると、この作品がグッと面白くなるので、「ソウ」シリーズの最後に、重要なアイテムの小ネタ集をご紹介します!

ビリー人形

毎度おなじみ、不気味な人形「ビリーくん」です。

8作品全てに登場!ジョンの代弁者です。不愉快な笑い声で、いつも蝶ネクタイの正装姿。たまに三輪車に乗ります。

バットでぶん殴られたり、頭部が爆発したりしていますが、毎回キレイになって戻ってきます。

小ネタ
実はこのビリーくん、ジョンが、生まれてくる息子「ギデオン」のために作った人形。

ギデオン君に渡すために作られた最初の人形はまだ、可愛げがあるようなないような感じです。

初号機はこちら。

あふろこ
いや…、やっぱり初期の段階から充分不気味。

逆トラバサミ

別名ヘッドギア・トラップ。多くのトラップが使われたジョンのゲームですが、逆トラバサミだけは、全作品に登場しています。

このトラップにかけられたのは、最初はアマンダ、二度目にホフマン刑事、そして最後にジル。

「ジグソウトラップ」のシンボルともいえるこの逆トラバサミ。皮肉なことに、この逆トラバサミが、最初で最後の仕事をするのは、ジョンの愛する妻ジルの息の根を止めるためでした。

小ネタ
制作したのはローガン。「ジグソウ:ソウ・レガシー」で明らかになります。

また、逆トラバサミ製作のヒントになったのは「アメリカンフットボールのヘルメット」!
「ソウ2」のジョンのアジトに「アメフトのヘルメットの絵」が貼られています。

アメフトのヘルメット
あふろこ
確かにそっくり!!

ブタの被り物

被験者は必ず、このブタの被り物をした者に襲われて拉致されます。

あふろー
夜中に見たら、襲われる前に気絶する。
小ネタ
このブタの被り物を、被験者の誘拐に用いるようになったきっかけは、ジョンの最初の被験者セシル誘拐の際にたまたま使用したからです。

ジョンがセシルを誘拐したのは、チャイナタウンの旧正月のお祭りでのこと。その年の干支は「亥」で、ブタのお面が売られていました。

そのお面をつけてセシルを拉致したことから、「誘拐する際はブタの被り物」になった模様。

また、ジョンはブタの被り物について、「ブタは慈悲深い動物だ。哀れみがわかる。だからそれをマスクで表現したかった」とも語っています。(ジグソウ:ソウ・レガシー)

あふろこ
「命を大切にしない可哀想な人」ってことで拉致してゲーム…。凶悪なおせっかい…。

ぜひもう一度「SAW(ソウ)」一気見を!

映画「SAW(ソウ)」は全部で8作品もあるので、途中で観るのを止めてしまったり、作品の順番通りに観られなかったりしがち。

しかし!!この作品は「順番通りに観る」からこそおもしろい!

ぜひ、今年の暑い夏に、ヒヤリとした涼しさを求めて!「ソウ」全シリーズの一気見をおすすめします!

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ついでに無料トライアル期間中に解約すれば料金は一切かかりませんので、8作品全てをタダで楽しむことも可!

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あふろこ
お得すぎる…!!アフロー一緒に観よう!
あふろー
僕はいいや…。

やあ、アフロー君、ゲームをしよう。

SAW ビリー人形
あふろー
ヒエ!

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