ソリッドホラー映画『SAW(ソウ)』ジグソウことジョンと後継者の全て【ネタバレあり】

前回に引き続き、今回もサイコスリラー映画「SAW(ソウ)」についてご紹介していきます!

今回もネタバレ100%になりますので、まだ観ていない方は、こちらの記事からご覧ください!

SAW DVD表紙

映画「SAW(ソウ)」全シリーズ!あらすじ・見どころ【ネタバレなし】

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「ジグソウ」ジョン・クレイマーという人物

SAW・ジョン・クレイマー

まずはこの作品の主人公であり、「ソウ3」で死亡するも、全シリーズに皆勤賞で出演しているジグソウこと、ジョン・クレイマーについて。

あふろこ
「ソウ4」以降は遺体か回想シーンでのみの出演ですよ!

ジョン・クレイマーがジグソウになるまで

まず、なぜジョンは「ジグソウ」となり、あの残虐なゲームを開始したのかについて注目していきましょう。

ジョンは自ら脳腫瘍の病に侵され、余命宣告をされたことに絶望し、自殺をはかります。しかし、自殺は失敗。

その経験から、「生に感謝しないものにチャンスを与える」というゲームを行うようになります。

しかし、これが犯行の動機と考えられるのは「ソウ3」まで。

「ソウ4」あたりから、ジョンの元妻ジルの回想により、ジョンが余命宣告を受ける以前の話が明らかになります。

ジョンは機械工学や建築学に精通しており、実業家として成功。更に、「薬物中毒者更生クリニック」を経営する、愛する妻ジルと幸せな生活を送っていました。

しかし、ジョンには産まれるはずだった男の子(ギデオンと名付けるつもりだった)がいましたが、妊娠中だった妻ジルが、強盗に入った「薬物中毒者のセシル」にお腹を強打され、流産します。

時系列で考えると、これは余命宣告される前の出来事。

つまり、

「待望の息子を失う」
  ↓
「脳腫瘍発覚・余命宣告」
  ↓
「自殺未遂」
  ↓
「よし、ゲームしよう!」

と、なるわけです。

しかし、ジョンは息子を失うきっかけとなった「薬物中毒患者のセシル」を、一番初めにゲームに参加させています。

もう一度時系列を見直すと、

「待望の息子を失う」
  ↓
「セシルゲーム開始!」
  ↓
「脳腫瘍発覚・余命宣告」
  ↓
「自殺未遂」
  ↓
「よし、本格的にゲームしよう!」

となるわけです。

脳腫瘍の発覚と余命宣告がなければ、「ジグソウ」としてのゲームはセシルで終わっていたのかもしれません。

実際、自殺から奇跡的に命を取り留めたことで、「死を前にして、人は初めて生に感謝する」と、ある種の「死生観のようなもの」について達観したような話もしています。

あふろー
それがなぜ「生に感謝しない人間に更生のチャンスを与えるゲーム」になっちゃったの…?

これ、実は最初のゲームの被験者となった「薬物中毒患者のセシル」の影響が大きかったと思います。

彼は妻を流産させたにもかかわらず、更生することなく相変わらず物を盗んだりしながら生きていました。そこでジョンは「自分を更生できるのは自分だけ」という考えにいたったわけです。

だからゲームには必ず生きる道が用意されていたし(ムリゲーが多いですが…)、実際に生存者もいたわけです。

薬物中毒者更正クリニックを経営するジルに、
「君には救えない。彼ら自身で救うしかない」
と伝えるシーンがあります。

そしてゲームに勝ち、自分の力で薬物から抜け出したのが「アマンダ」だったわけです。

SAW ジョン・アマンダ

ちなみにジョンがジルに離婚を申し立てたのは、ジルを「ジグソウ事件」に巻き込まないため。恐らく、自殺未遂のすぐ後と考えられます。

ということは…、

「待望の息子を失う」
  ↓
「セシルゲーム!」
  ↓
「自分を更生できるのは自分だけだな…」
  ↓
「脳腫瘍発覚・余命宣告」
  ↓
「自殺未遂」
  ↓
「生に感謝しない人達に更生するチャンスを与えよう!」
  ↓
「巻き込みたくないからジルと離婚」
  ↓
「本格的にジグソウの準備に入る」
  ↓
「ジグソウの誕生」

こんな感じでしょうか…。

あふろこ
うーん。理解できるような、理解したくないような…。

ブレブレの信念

前述した通り、ジョンは「自らの命を粗末にするもの」・「他者の命を粗末にするもの」に「生に感謝するチャンス」を与える「更生のテスト」という信念で危険なゲームを行っています。

しかし、ちょくちょく「ジョンの個人的な恨み」でゲームの対象となる人もいます。

「ソウ1」においてジョンは、
「体の内部は病に侵され、感謝を知らん連中に苛立ち、他人の苦痛を笑う奴らに怒る。うんざりだ」
と語るシーンがあります。

「他人の苦痛を笑う奴らに怒る」人もゲームの対象になるわけですが、それでも明らかに、「それはジョンの個人的な逆恨みでしょ!?」とか、「いやその人関係ないでしょ!?」という人も被験者にしています。

「個人的な恨み」で殺されたっぽい被験者

  • 「ソウ6」のアンブレラ保険会社のウィリアム
    ジョンが病に侵された時、保険金を支払わなかった。
  • 「ソウ・ザ・ファイナル」のボビー・デイゲン
    ジグソウゲームの生還者という嘘をついて金儲けをしている。
  • 「ジグソウ・ソウ・レガシー」のミッチ
    欠陥のあるバイクをジョンの甥に売り、甥は事故死。
あふろこ
うーん…。確かにウィリアムは、ジョンが一番困っている時にあれこれ理由をつけて保険金の支払いをしませんでしたね…。

ウィリアムは「人の命とお金を天秤にかける」ような仕事をしていますし、ジョンが病気になる前、「寿命とお金を計算する」みたいな話をして、ジョンが「それ間違ってるんじゃない?」みたいな話をするシーンもあったので、「他社の命を軽んじ、粗末にしている」部分も大きそうです。

ボビー・デイゲンは、「他人の苦痛を笑っている」とも言えるのでしょうか…?

あふろー
ミッチは確かに最悪ですが…、この人に関しては身内を失った恨みの感情が大きそう…。
「関係ないのに殺された」っぽい被験者

  • 「ソウ1」のゼップ
    ゴードン医師の病院の雑用係というだけで、特に「自らの命を粗末にしている」・「他者の命を粗末にしている」描写はない。
  • 「ソウ・ザ・ファイナル」のボビー・デイゲンの妻
    夫が「ジグソウゲームの生還者」という嘘をついて金儲けをしているのを全く知らないのにお亡くなりになる。
あふろこ
「ソウ・ザ・ファイナル」のボビー・デイゲンの妻は、「ボビーに苦痛を与えるため」とも解釈できそう!
あふろー
でも、ゼップだけは、謎。

ゼップに関しては、また考察記事を書きたいと思います!

「子ども」に対する執着

ジョンは、息子を失ったことが「ジグソウになる大きなきっかけ」となっています。

あふろこ
ジョンの最初のゲームの被験者は、妻が流産するきっかけになった男「セシル」ですしね。

そのせいか、「ソウ」全シリーズにおいて、小さい子どもが亡くなることは一切ありません。

そして、「子どもをないがしろにした」被験者も多い気がします。

「子どもをないがしろにした」被験者

  • ジェフ
    「ソウ3」の被験者で、息子を交通事故で亡くし、自暴自棄になり娘に辛く当たる。
  • リン・デンロン
    「ソウ3」でジョンの手術をする。実はジェフの妻で、息子の交通事故以来、夫婦関係は冷え切り、娘をないがしろにし、不倫中。
  • アナ
    「ジグソウ・ソウ・レガシー」で登場する10年前のジョンのゲームの被験者。育児ノイローゼのようになり、自分の赤ん坊を事故に見せかけ殺害。
あふろこ
アナにいたっては、ジョンの隣人であり、病に苦しむジョンに親切にしていたにも関わらず被験者に…。

ライフル銃を片手に、ジョンがさらっと「あの時は親切にしてくれてありがとう」なんて言います…。

被験者を魅了する殺人鬼

案外、ブレブレの動悸でゲームをやっちゃってる感じがなきにしもあらずですが、それでもジグソウことジョンは、魅力的な殺人鬼として描かれています。

その証拠に、計3回もゲームの被験者にさせられたアマンダは、最後までジョンを崇拝しています。

また、ホフマン刑事は、最初こそジョンに脅されてしぶしぶ共犯者となったわけですが、ジョン亡き後も律義に遺言のゲームを進めます。

そしてゴードン医師にいたっては、自分の足を失う羽目になったにも関わらず、ジョンから最も信頼される後継者になっています。

ジョンのカリスマ的な魅力もさることながら、恐ろしい殺人鬼となってしまった夫を、最後まで愛していた元妻ジルから、ジョンの人間性にも魅力的な部分が多かったのかもしれませんね。

ジグソウに魅了された人々

ここからは、そんな「ジグソウ」ことジョンに惹かれちゃった方々をご紹介します。

ポイント
ちなみに、「ジグソウ・ソウ・レガシー」に登場するエレノア(ジグソウの熱狂的なファン)は、リアルタイムでジョンと接していないのでここでは省きます。

アマンダ

SAW アマンダ

「ジョン大好きっ子」といえば、やっぱりアマンダ!

2回も理不尽なゲームに参加させられ、薬物はやめられても明らかに精神的に不安定になっていたのが分かる彼女。最後は3回目のゲームに敗れ、お亡くなりになります。

彼女は「ソウ3」までしか活躍しませんが、かなりのキーマン。

ジョンの妻ジルが流産するきっかけになった「セシルの強盗」をけしかけたのはアマンダでした。アマンダも、ジルの患者だったのです。

そのことをバラされたくないばかりに、最後の後継者テストに敗北。

ジョンは恐らくこのことを知っていました。知った上でゲームに参加させたと思われます。

しかし、ジョンもアマンダをかなり可愛がっていたので、「ソウ3」のテーマである「許し」をジョンはアマンダに与えていたのかもしれません。

でも、あんなにジョンのことを崇拝していたのに、なぜ最後まで「ジグソウゲーム」の真意を理解しようとしなかったのかが謎です。

ホフマン刑事

SAW ホフマン

個人的に嫌いです!

あふろー
知ってるから!もういいから!

ホフマン刑事は、自分の妹を殺した男を「ジグソウ」の犯行に見せかけ殺害しました。そのことでジョンに脅され、最初はしぶしぶ協力者に。

ちなみに、被験者のピックアップ、警察情報なんかは、刑事であるホフマンがジョンに流していました。

しぶしぶゲームの協力をしていたはずなのに、最後まで超律義に、ジョンの遺言通りゲームを進めた真面目な男です。

私は「彼は、ジョンになりたかったのでは?」と思います。

ジョンに心酔し崇拝するだけのアマンダとは違い、ジョンの「ゲームに向かう姿勢」を少なからず尊敬していたように感じるのです。

印象的なのが、ジョンと共にゲームの準備を進める際、「想定通りに進むと思うか?」・「偶然に任せるのか?」と聞くホフマンに、ジョンは「想定などしない。人の心を深く読めばいいのだ。偶然の入る余地など無い」と語ります。

ジョンがゲームを忠実に進めるための方法について、最も助言を与えていたのはホフマン刑事だったと思います。

だからこそ、ホフマン刑事は最後まで遺言の通りにゲームを進めることができたのでしょう。

途中から「自分の昇進」や「自分の快楽」に方向転換しちゃったので、結局は真の後継者にはなれなかったし、ジョンもそのことは分かっていたんですけどね。

それにしても、ホフマン刑事を演じたコスタス・マンディロアさん、シルヴェスター・スタローンに似てますよね。(コスタス・マンディロアさんは嫌いじゃないです)

シルヴェスター・スタローン
あふろー
どうでもいい!心の底から!

ゴードン医師

SAW ゴードン

記念すべき「ソウ1」で痛い目にあいながらも、後継者となったゴードン医師。

再登場するのは「ソウ・ザ・ファイナル」のみなので、ジョンとどのような交流があったのかは、深く掘り下げられていないのが実に残念!

しかし、遺言のメッセージビデオの内容から、ジョンから最も信頼された人物であることは確実です。

おそらくジョンは、自分の死後、アマンダもホフマン刑事も、ジグソウ後継者にふさわしくないことは分かっていました。

だからひっそりと、ゴードン医師を育てていたのでしょう。

「ソウ1」で、アダムを殺さず、自分を犠牲にして家族を助けに行く姿勢を見せたゴードン医師。「殺人を嫌悪する」ジョンからしたら、ゲームを完璧にクリアした人物と言えるのかもしれません。

ローガン・ネルソン

SAW ローガン

「ジグソウ・ソウ・レガシー」にて初めて登場する、もう一人の「ジョンにひっそり育てられた系」後継者!

彼の場合、トラップ(というか拷問器具)の制作を任されていたので「後継者」というより「弟子」といった方がいいかもしれません。(自分では「後継者だ!」って言ってますが…)

検視官である彼は手先も器用でしょうし、機械工学に精通したジョンの良き弟子となったことでしょう。

作中でローガンは、「イラク戦争で、タリバンからひどい拷問を受けて精神を病んだ」と説明されます。

そして、傷つく彼は「正義などどこにもない」と語ります。検視官であるローガンに、ジョンは「正義は存在する。死者の声を代弁するんだ」と諭します。

あふろー
戦争の傷を癒やした殺人鬼…!

ちなみに、「ソウ」シリーズの重要なトラップ「逆トラバサミ」はローガンの作品です。

SAW アマンダ

ジョンのことが分かると面白さ倍増!

今回は、ジグソウこと、ジョン・クレイマーについて、またその後継者候補だった人達について、詳しく解説しました!

ただのお馬鹿さんな犯罪者ではないことが、お分かりいただけましたでしょうか?

ゲームの信念はブレブレですが、これほどまでに後継者に恵まれた殺人鬼はなかなかいないでしょう。

現実にいたら、絶対後継者にはなりたくないですね!

あふろー
そもそもゲームに参加したくない!

次回も、「ソウ」全シリーズの超!ごちゃつく時系列をまとめていきたいと思います!

あふろー
また次回も「ソウ」かぁ~…。

やあアフロー、ゲームをしよう。

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