『ツルモク独身寮』もっと評価されてもいい?青春恋愛ギャグマンガのネタバレ感想!

「ツルモク独身寮」なんとなくエロ漫画の雰囲気があるタイトルですが、決してそういうマンガではありません 笑

ツルモク独身寮は1988年から1991年までビックコミックスピリッツで連載されていた青春恋愛ギャグマンガです。大きなジャンルとしてはラブコメになりますね。

作者は窪之内英策さん。この作品の他にも「ワタナベ」などその当時有名であった作品を書いています。

このツルモク独身寮は窪之内さんが「カリモク家具」という王手家具メーカーに勤めていたことからインスピレーションを得て書かれた全11巻の作品です。


『ツルモク独身寮』のあらすじ

四国の工業高校を卒業したばかりの宮川正太18歳。

ツルモク家具という家具メーカーに就職し、かなりキャラの濃い先輩達の杉本京介、田畑重男と共に独身寮での生活を始める。

杉本はかなりのイケメンで女性に困ったことのないナンパ師。

対照的な田畑は部屋長で最年長者ではあるが今までにモテたためしも、彼女がいた試しもない27歳。

この寮生活を通じて若年であった彼たちの心が、大人へと変わっていく繊細な部分をキャッチーかつシリアスに展開していく……。

『ツルモク独身寮』のネタバレ/考察

ラブコメメインであるこちらの漫画ですがヒロインは二人います。

一人は故郷においてきた一個下の高校の後輩ともみ。

健気な彼女は離れ離れになってもずっと正太を思い続け、正太が入寮した当初には一度上京してきている。

その際に色々と問題もあったが杉本、田畑がしっかりと正太を見張ると言う事で故郷へと帰っていくのです。

もう一人は姫野みゆき。

ツルモク独身寮で総務の仕事をしている2歳年上の女性で、ロングヘアーの似合うかなりの美人。

正太は上京してすぐにみゆきに恋心を抱き始めてしまうのです。

この、ともみとみゆきの間で心が揺れ動き続ける優柔不断な主人公正太の移ろいこそがこの漫画のメインテーマです。

始めの頃こそ故郷のともみに対して悪気を感じて、何とか自分自身を抑えていく正太でしたが話が進むにつれどんどんみゆきの方へとその天秤は傾いていきます。

物語は正太を中心に流れるが他の個性豊かなキャラクター達も等しく恋愛をしていきます。

イケメンの杉本は、ある晩にナンパをしたかなり極度のブス白鳥沢レイコと付かず離れず(杉本は逃げたがる)の恋愛をしていきます。

この白鳥沢レイコのインパクトが強烈!!

ツルモク独身寮 白鳥沢レイ子

しかし驚くことに彼女は巨万の富を持つ白鳥沢コンツェルンの一人娘だったのです!

逆玉の輿を目指して杉本は白鳥沢家へと足を運びます。

しかし、イケメンとはいえしがない工員と大金持ち令嬢のカップル…なかなか結婚は許してもらえそうにありません。

しかし、何と正太の親父が勢いで解決して、二人の関係はそのまま良い方向へと流れへていきます。

一方田畑も、同じ工場で工員をしている野沢あけみと徐々に恋を始めます。

始めはお互い気も合わず、さらに二人ともモテない。

しかしどこか似たような優しい気持ちを持つお姉さん、お兄さんな二人。

不器用だけれどその歩みは確かで最後には二人で寮を出て一緒に同棲を始めていきます。

最後のプロポーズの言葉が「俺のパンツを洗ってくれ」「毎日味噌汁を作ってくれ」など昭和臭が漂います 笑

話が進むと、海や花火、クリスマスにバレンタインなど色々なイベントを繰り返して正太は20歳になっています。

ともみとは完全に決別をして、彼はやっぱりみゆきが好きだと気づくのです。

この土壇場うまくいくように思えてここで新展開、彼には世界的なインテリアデザイナーになると言う大きな夢があり、そしてそのチャンスが巡ってきます。

彼の工場の設計デザインについたのは山本という世界的に有名なデザイナー。

この工場を救うために帰れが提案したのは工員達からデザインを募集すると言う事。

このデザインの公募で正太はその才能を山本に買われ共にフランスへといく事になる。

みゆきをおいて三年後、正太はフランスから帰国し、ふとみゆきの前に現れて二人は抱き合いキスをする。

二人はこのまま結婚へと向かうのか.....

『ツルモク独身寮』のまとめ/感想

舞台は工場の中が主で世界観も一般的です。

しかしその一般的なストーリー性が見るものを引きつけてたまらないのです!

もちろんそれは魅力的すぎるキャラクター達のお陰でもあると思いますが、作者窪之内英策さんの魅力が十分に現れているところだと思います。

甘く酸っぱい十代後半から徐々に大人になっていく…。

人生の大きな変化の時期だからこそ華やかで心がときめく。

何度読み返しても面白い漫画だと思います!

窪之内英策 (著)

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